• TEL: 0197(23)3388
  • 人材育成のことならお任せください!

 水沢職業訓練協会は、昭和28年建築大工・左官・自転車関係事業所の方々が相集い技能者の養成の重要性を強く認識し、技能者育成団体と発足したのが始まりであります。

 昭和33年職業訓練法の制定に伴い胆沢技術訓練協会を設立、国及び県の認定を受け認定訓練事業に取り組み、所轄も労働基準局から岩手県へと移りました。

 昭和44年の新法施行に伴い職業訓練法人水沢職業訓練協会と改め、水沢高等職業訓練校として訓練事業を実施して参りました。多いときには、150名を数えるまでの訓練生となり、当時は訓練施設が狭く保健所跡や学校・公民館等を借りて夜間訓練や講師のボランティア活動など厳しい状況下にありました。昭和44年に初めて水沢真城字中上野に訓練施設を持つことができ、私ども建設業に働く者にとって忘れえぬ出来こととなったことを今も覚えております。

 近年は、少子高齢化や労働力人口の減少、働き方改革等の経済環境が大幅に変化する中、当団体も時代の変化に対応しながら新しい技術・技能の習得の場として重要な役割を果たしてゆかなければならないと考えております。

 今後さらに職業能力開発の向上を図りながら熱い情熱と強靭な結束力で全力を尽くして当協会の原点である青年技能者の養成、中堅技能者の技能向上、後継者育成、再就職支援等事業範囲の拡大を図って参りたいと思います。

 発足以来、歴代会長をはじめ役員、職員、講師先生方の熱誠溢るる尽力、関係各位のご指導に深く感謝し、今後一層のご指導、ご協力を賜りますようお願い申しあげ、ご挨拶といたします。

 令和5年6月26日

                       職業訓練法人水沢職業訓練協会
                            会長 千田 伸市